『かわいそうなぞう』
作:土家 由岐雄
絵:武部 本一郎
対象年齢:小学校低学年
出版社:金の星社
発行日:1970年8月8日
東京の上野動物園で実際にあった悲しい出来事を語った絵本。
童話集の『愛の学校』で発表された後、1951年金の星社より絵本として出版されました。
累計発行部数は220万部を超えてロングセラーとなっています。
このお話は絵本だけではなく、紙芝居や教科書、ラジオ、テレビなどでも紹介されている名作です。
涙なしには読めないでしょう。
(内容)
舞台は第二次世界大戦。
猛獣が街に逃げ出さないように殺処分する命令が下されます。
職員たちはもちろん反対ですが食料もないのでほとんどの動物は死んでしまっていて、トラやライオンは殺されてしまい、残るは象のジョン、トンキー、ワンリーだけ。
毒のエサを与えましたが吐き出してしまいます。
毒の注射をしようとしても針が折れてしまいます。
そのために餓死するのを待つことにしますが、エサをもらうために必死に芸をします。
最後にはジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死してしまいます。