『スーホの白い馬』

『スーホの白い馬』
英題:Suho's White Horse
作:大塚 勇三
絵:赤羽 末吉
対象年齢:6~7歳から
出版社:福音館書店
発行日:1967年10月

この『スーホの白い馬』の原作はモンゴルの悲しい民話です。
「馬頭琴(モリンホール)」という楽器の誕生にまつわるお話が由来となっている物語。
大塚 勇三氏が1967年に中国のテキスト参考にして絵本として出版し、その後小学2年生の教科書にも採用されました。
清らかな心を持つスーホと白い馬との交流が、広いモンゴルの大平原を舞台にして雄大に描かれています。
英語にも訳されていて、国際的にも高く評価されている作品となっています。

(内容)
遊牧民の少年スーホは傷ついた白い子馬を拾って育てて、立派に育ちました。
ある日、領主が娘の結婚相手を探すために競馬大会を開き、それに出場したスーホは優勝しました。
しかし、領主は結婚させず、白馬を引き渡すように命令します。
スーホは拒否しましたが、家来たちに殴られ馬は奪われてしまいます。
馬は隙を見て逃げますが、家来たちに見つかって矢を射られてスーホのもとに帰った次の日に死んでしまいました。
スーホは悲しみのあまり眠れませんでしたが、やっと眠ることができたある晩、白馬の夢をみます。
自分の死体を使って楽器を作るように…。
その楽器が馬頭琴です。